家に設置できる表札について!場所や設置の注意点もご紹介

家を購入してから、そこが誰の家なのかを示す表札の設置を検討している方もいるでしょう。
表札の素材にはいくつかの種類があり、設置する位置にもいくつかのバリエーションが存在します。
今回は、表札の種類や設置できる場所、購入した家に表札を設置するうえでの注意点についてご紹介します。
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家に設置できる表札の素材の種類

かつては石材プレートが主な素材だった表札ですが、現在はさまざまな種類の素材が用いられています。
素材によってはさまざまな個性が出せますが、種類ごとに特徴も価格も異なるため、注意が必要です。
天然石
表札では、天然石を用いた重厚感のあるものが用いられることがあります。
オーソドックスな長方形のものから、デザイン性が高い形状のものまで幅広く、おしゃれな印象を持たせられます。
濃い色の石に、白で文字を入れるスタイルに人気がある素材です。
天然石で表札をつくるときの価格相場は、1万~2万円程度です。
タイル
表札にタイルを用いると、可愛らしく柔和なイメージを持たせられます。
タイルは正方形に成形されていることが多く、余白を用いた表現も可能です。
また、タイル以外にも、本格的な焼き物や陶器を使用した表札が存在します。
信楽焼、九谷焼など、日本の伝統的な焼き物を使用すると和の雰囲気を出せるため、渋い印象を与えられるでしょう。
文字の字体を工夫すれば、より遊び心を表現できます。
タイルを使用するのであれば1万~2万円程度、焼き物を使用するのであれば1万~3万円程度の価格です。
ステンレス
現在、表札でスタンダードなのは、強度が高くシンプルなステンレスです。
幅広いデザインのものもあり、正方形や長方形以外の形状も選べます。
また、アルミや鉄などほかの金属でつくられた表札もあり、それぞれ風合いが異なるのが特徴です。
ステンレス製の表札は5,000~2万5,000円程度、アルミや鉄でできた表札は2万~5万円程度の価格になります。
ガラス
近年では、風変わりな素材として、ガラス製の表札を設置する方も増えています。
カラフルな色付きガラスを使用することにより、ポップで明るい雰囲気を出すことが可能です。
ほかの素材と組み合わせられ、デザインに個性を出しやすい素材になります。
ガラス製の表札を選択するのであれば、相場は1万~4万円程度の価格です。
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家の表札を設置する場所

家の表札を設置する場所は、ある程度自由に決めることが可能です。
訪問者の方から見て、家が誰の住居なのかが分かりやすい位置であれば、どこでも構いません。
ただし、敷地に入らなくても居住している方が誰なのかを確認できるように、できるだけ外側に設置するのが望ましいです。
玄関
玄関から道路までの距離が短く、ほかの工作物を設置するスペースがないのであれば、玄関に設置するケースが多いです。
玄関ドアの横の壁に表札を設置すれば、インターホンを押す前に、家が誰の家なのかを確認できます。
ただし、できるだけ敷地外から見て、表札が目に入る位置に設置されているのが望ましいです。
敷地外から玄関を見たときに、植木などで隠れてしまうような位置であれば、表札に近づかないと文字を確認できません。
ポスト
表札は、郵便物を受け取るためのポストと一緒に設置もできます。
ポストに表札をつけておけば、郵便物を配達しに来た方が家を確認しやすく、配達間違いが少なくなるでしょう。
ただし、郵便物の出し入れで揺れることも多いため、表札が振動などで外れないように、接着剤などを使用してしっかり固定するのがおすすめです。
ポストは玄関付近につけられることもあれば、門扉に設置されることもあるため、敷地外から見えるかを確認しておく必要があるでしょう。
門扉・門柱
表札は、門扉や門柱など、敷地内外の区切りになる工作物につけることもあります。
こうした場所に設置しておけば、敷地内にわざわざ入り込まなくても、住居に誰が住んでいるかを確認することが可能です。
ただし、そのような工作物のなかでも、門扉に表札を設置するのはあまり望ましくありません。
門扉は頻繁に開け閉めするため、表札が外れやすい傾向にあります。
ほかに設置する場所がないケースを除き、門扉に表札を設置するのは避けたほうが良いでしょう。
また、設置するのであれば、軽くて外れにくい、外れても割れたり損傷したりしにくいものを選択するのがおすすめです。
門柱は、表札を固定しておくことが可能で、敷地外からも確認しやすいスタンダードな設置場所になります。
敷地外から見て右側になるように設置することが多いものの、外から見えるのであれば、ある程度は設置場所を自由に決めることが可能です。
ただし、風水の考え方で運気の良し悪しに関わる可能性もあるため、気になるようであれば確認しておくと良いでしょう。
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家に表札を設置するときの注意点

家に表札を設置するときは、いくつかの注意点に気を配る必要があります。
注意点を気にせずに表札を設置してしまうと、思っていたようなデザインにならなかったり、せっかくの表札が十分な効果を発揮しなかったりするでしょう。
設置する場所や表札の素材選びにおける注意点を把握して、より効果的に表札を活用できるようにするのがおすすめです。
表札の設置場所に関する注意点
表札を設置する場所に関する注意点は、外れにくく、見えやすい場所に設置することです。
門扉やポストなど、設置する場所によっては、表札が外れやすくなる可能性があります。
表札によっては、外れて落ちた拍子にそのまま割れてしまうこともあるため、なるべく落ちにくい場所に設置するのが望ましいでしょう。
また、表札の見えやすさに関する注意点として、設置する高さにも気を付ける必要があります。
表札が外から見えやすい位置にあっても、高すぎたり低すぎたりすると、視認しにくくなってしまうためです。
訪問者の方の目線に合わせ、160㎝程度の高さにしておくと、見えやすくなる可能性があります。
表札をライトで照らすときは、光の反射で文字が見えにくくならないようにも、注意が必要です。
白いLEDライトを使用すると、反射した光で文字が見えにくくなる可能性があります。
表札の素材に関する注意点
表札の素材の種類ごとにも、さまざまな注意点が存在しています。
天然石は強度が高く、シンプルで錆びないため、長い期間使用しても劣化しにくい素材です。
一方で、タイルや焼き物、ガラスは落下すると割れやすく、落ちないように工夫する必要があります。
また、デザイン性も高いため、設置する場所の周りのデザインと調和するように、バランスを考えなければなりません。
鉄製の表札は、表面にコーティングがしてある間は、サビが発生しにくくなっています。
ただし、経年劣化によって表面のコーティングは剥がれてしまうので、サビ防止のためには何度も塗り直しが必要です。
ステンレスは、鉄ほどサビが発生しやすい素材ではないものの、発生しないわけではないため注意しましょう。
とくに、家が海の近くにあると潮風でサビが発生しやすく、表札の劣化が早いです。
そのほかの注意点
表札を設置するときの注意点として、購入した家がマンションなどの集合住宅であれば、管理規約をしっかり確認する必要があります。
マンションでは、管理規約によって、表札を設置できるユニットや規格が決まっている可能性が高いです。
ユニットにはまらない表札は使用できないため、先に設置場所のユニットを確認しておきましょう。
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まとめ
表札には、使用している素材の種類ごとに、さまざまな特徴が存在します。
設置する場所については自由であるものの、ある程度敷地外から見やすく、落下しにくい場所が望ましいでしょう。
素材によっては、周囲と調和させるのが難しい可能性もあるため、バランスを考えて配置するのがおすすめです。
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