ウッドブラインドは後悔する?設置のメリットや選び方についても解説

ウッドブラインドは、インテリアにこだわりのある方に人気が高く、デザイン性の高さが魅力です。
見た目だけでなく、日差しを自在に調節できる調光機能や、ホコリの拭き取りやすさなども評価されています。
その一方で、重量があるため開閉の手間がかかることや、価格が高めな点に不満を感じる方もいるようです。
この記事では、ウッドブラインドを選ぶ際のメリット・デメリットを整理し、後悔しない選び方についてご紹介します。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
常滑市の売買戸建て一覧へ進む
ウッドブラインドを設置するメリット

ウッドブラインドは、天然木の温かみと高級感が魅力です。
住宅購入後のインテリア調整時に、導入を検討する方も多いでしょう。
家具や床材と質感を合わせることで空間に統一感が生まれ、住宅全体の資産価値向上につながるとの声もあります。
ここでは、ウッドブラインドを設置するメリットをご紹介します。
おしゃれ
天然木ならではの温かみと高級感が、空間全体に落ち着きを与えます。
カーテンでは表現しにくい木目の質感がアクセントとなり、和室・洋室を問わずナチュラルや北欧、モダンなど幅広いテイストに調和するのが特徴です。
スラット幅やカラー、ラダーコードの有無を細かくカスタマイズできるため、セミオーダーで理想の統一感を演出できます。
部屋ごとに色を変えると季節に合わせた模様替えも楽しめ、インテリア性がさらに高まるでしょう。
くわえて、経年変化で木肌が深い色合いへと変わる過程を楽しめる点もファンが多い理由です。
ヴィンテージ家具と合わせれば重厚感が増し、カフェのような雰囲気を演出できます。
さらに、リサイクルウッドを選べば、環境配慮と個性的な表情を両立できる点も見逃せません。
お手入れ
布製カーテンに比べてウッドブラインドは静電気が起きにくく、ホコリが付きにくい構造です。
日常の掃除は、乾いた布やハンディモップで軽く拭くだけで済みます。
汚れが目立つ場合は中性洗剤を薄めた水に布を浸し、固く絞って拭き取り、すぐに乾拭きすると木肌を傷めません。
スラット間隔が広めのため掃除道具が入りやすく、忙しい方でも短時間で清潔さを保てるのが嬉しいポイントです。
防カビや防汚コーティング済みの製品を選べば、湿気の多い窓辺でも劣化を抑えられます。
定期的に家具用ワックスを薄く塗ると光沢が保たれ、耐久性の向上にもつながります。
スラット表面に撥水加工が施されたタイプなら、水拭きにも強く、キッチンにも設置しやすいです。
1枚ずつ取り外して丸洗いできるモデルも登場しており、大掃除の作業時間を短縮できます。
なお、これは主に樹脂製ブラインドの特徴です。
天然木の香りを損なわない専用クリーナーも市販されており、簡単にリフレッシュできます。
調光
スラット角度を調整するだけで、外光の量と方向を細かくコントロールできます。
視線を遮りながら光を取り込みたい密集地でも、プライバシーと明るさを両立できます。
角度を変えれば通気も確保できるので、光・視線・風を一台で調整できる機能性が魅力です。
スマートホーム対応モーターを組み合わせると、時間帯や天候に合わせた自動開閉が可能となり、省エネ対策にも役立ちます。
適切に日射をコントロールすれば冷暖房効率が向上し、年間の光熱費を節約できる点も見逃せません。
直射日光をカットしながら柔らかな間接光を取り込むことで、家具の日焼け防止にも役立ちます。
映画鑑賞時は、スラットを微調整するだけでスクリーンへの映り込みを軽減し、映像を見やすくできます。
▼この記事も読まれています
中古物件でおこなうフルリノベーションとは?メリットと費用も解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
常滑市の売買戸建て一覧へ進む
ウッドブラインドを設置するデメリット

天然木の魅力の裏側には、使い勝手やコスト面での注意点もあります。
ここでは、主なデメリットを説明します。
重い
天然木を用いるためアルミ製の約2〜3倍の重さがあり、昇降には思った以上に力が必要です。
幅170cmを超える窓では分割設置が推奨されます。
施工時は丈夫な下地や補強が欠かせず、状況によっては専門業者への依頼が必要になります。
毎日上げ下げするリビングや掃き出し窓では、チェーン式や電動式の採用で操作負担を軽減させることが可能です。
搬入経路が狭い集合住宅の場合は、建具より先に現場で組み立て可能なモデルを選ぶと設置がスムーズです。
暗い
厚みのある不透光スラットは採光量が減りやすく、たたみ代も窓上部を覆うため濃色では室内が暗い印象になりがちです。
明るさが気になる場合は、幅広で薄いスラットや明色を選ぶ、または他の窓装飾と併用することで光を補えます。
窓上部にダクトレール照明を設け、天井面を照らす間接光をプラスすると暗さを緩和できます。
朝日を取り込みたい東向きの窓には、上部のみをシースルーロールスクリーンにするツインタイプも有効です。
昼夜で室温差が大きい部屋では、採光補助と断熱性能を備えたハニカムスクリーンとの併用もおすすめです。
価格
天然木と複雑な加工工程のため、同サイズのロールスクリーンやアルミブラインドの約3〜4倍程度の価格になることがあります。
全窓に導入すると予算を圧迫するため、来客が多いリビングのみウッドブラインドにし、他室は安価な装飾でメリハリを付ける方法がおすすめです。
近年は、再塗装や部分交換をおこなうメンテナンスサービスが増えており、長期的なコストと環境負荷を抑えやすくなっています。
製品保証期間が長いメーカーを選ぶと、自然故障時の交換費用が抑えられ、総支出を計画しやすくなります。
また、中間マージンを省いたネット直販モデルを活用すれば、注文住宅でも比較的リーズナブルに導入することが可能です。
一定金額以上の注文で、無料採寸や長期保証が付くキャンペーンを利用すると、サービス面でもお得です。
▼この記事も読まれています
マンションリフォームにおけるポイントを教えて!範囲・準備・注意点を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
常滑市の売買戸建て一覧へ進む
ウッドブラインドの取り付けにおすすめの場所と選び方・設置方法

設置場所や取り付け方法を誤ると、後悔につながります。
ここでは、選び方と安全な設置のポイントを解説します。
取り付け
取り付け方法は、天井付けと正面付けの2種類です。
天井付けは、窓枠内に納まり見た目がすっきりします。
正面付けは窓枠外に設置するため遮光性が高まり、外気の遮断にも効果的です。
重さがあるため下地の強度を確認し、弱い石膏ボード下地では補強やアンカーを使用します。
賃貸物件で穴あけを避けたい場合は突っ張り式金具が便利ですが、許容荷重を必ず確認しましょう。
掃き出し窓に設置する際は、床面からブラインドまでの距離を数mm確保すると昇降時の摩擦を防げます。
負担を軽減する操作方法
重さが負担になると感じる方には、チェーン式やスマートコード式など軽い力で操作できるモデルがおすすめです。
操作位置を低く設定できるため小柄な方でも扱いやすく、安全対策としてコードを巻き取りフックで高所に固定すると事故を防げます。
スマートコード式は自動停止機構が付きやすく、途中で手を離してもゆっくり止まるため小さなお子さまがいる家庭でも安心です。
電動タイプはリモコンや音声操作に対応する製品もあり、高齢者や身体が不自由な方のバリアフリー対策として注目されています。
設置方法
窓枠の内寸・外寸を正確に測り、内付けは枠より約1㎝小さいサイズを選ぶと開閉がスムーズです。
ブラケットを水平に固定したら、昇降と調光が問題なくおこなえるかを確認します。
不安がある場合は専門業者に依頼すると、見た目と安全性を両立させることが可能です。
取り付け後に一晩スラットを閉じた状態で様子を見ると、光漏れやたわみを早期に把握でき長期トラブルを防げます。
定期的にネジの緩みをチェックし、異音や引っ掛かりがあれば早めにメンテナンスをおこなうと製品寿命が延びます。
▼この記事も読まれています
オール電化へのリフォームに必要な設備とは?電気代の変化もご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
常滑市の売買戸建て一覧へ進む
まとめ
ウッドブラインドは、温もりあるデザインと優れた遮光性を兼ね備え、インテリアの印象を高める人気の窓装飾です。
一方で、重量や価格の高さ、メンテナンスの手間といったデメリットもあるため慎重な検討が必要です。
設置する部屋の用途や使い勝手に応じて最適な製品を選び、後悔のない快適な住空間を実現しましょう。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
常滑市の売買戸建て一覧へ進む

共生不動産知多南株式会社
愛知県常滑市に根ざした不動産サービスを通じて、お客様一人ひとりの理想の住まい探しをサポートしています。
不動産は単なる取引ではなく、未来の暮らしにつながる大切な選択。だからこそ、誠実で丁寧な対応を心がけています。
■強み
・常滑市を中心に多数の新築一戸建て売買の実績
・不動産取引に精通したスタッフによる的確な提案
・生活環境や資産価値まで考慮した多角的なアドバイス
■事業
・新築一戸建てを中心とした居住用物件
・土地売買や中古物件の仲介
・資産形成を意識した不動産のご提案にも対応