断熱性能が高い窓枠は?アルミサッシと樹脂サッシを比較しつつご紹介

住宅の断熱性能を高めるためには、窓に使用するサッシの素材が重要です。
日本ではアルミサッシが主流ですが、海外では樹脂サッシが標準的な素材になります。
そこで今回は、窓の断熱性能に関わるアルミサッシと樹脂サッシの比較や、複層ガラスについてご紹介しますので、ぜひ今後の参考になさってください。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
常滑市の売買戸建て一覧へ進む
アルミサッシの窓における断熱性能の比較

日本の住宅では、窓のサッシにおいて、アルミサッシが主流として用いられています。
国内では、今でも80%以上のシェアとなっているアルミサッシですが、海外ではあまり使用されていません。
コストが安い
日本の住宅でアルミサッシが使われている理由のひとつは、コストが安いことです。
樹脂サッシはアルミサッシと比べて約2倍の価格とされ、安価に入手するのが難しい傾向にあります。
そのため、日本では価格が安いアルミサッシが選ばれやすく、現在でも主流となっています。
また、アルミは軽く扱いやすいため、窓の開閉に大きな力が必要ないことも選ばれる理由のひとつです。
耐久性が高い
日本の住宅でアルミサッシが使用されているもう一つの理由は、比較的耐久性が高いことです。
アルミは軽量でありながら強度が高く、丈夫で破損に強い傾向があります。
樹脂サッシはアルミサッシと比較すると重いですが、同じ重量では十分な強度が得られないためです。
また、アルミは腐食や錆に強く、長時間日光にさらされても大きく劣化しません。
こうした性能上のメリットから、日本ではアルミサッシが多く使用されています。
省エネ性は低い
海外でアルミサッシが使われない理由のひとつは、省エネ性が低く断熱性能で劣るためです。
アルミは熱伝導率が高く、夏は外気の温度を室内に伝え、冬は室内の温度を外気に逃がしてしまいます。
そのため室温が一定になりにくく、冷暖房の効率が下がり、多くのエネルギーを消費するため省エネ性が低くなります。
世界的に住宅の省エネ性が求められる動きが高まっているため、断熱性能の低いアルミサッシはあまり選ばれません。
一方、日本では海外で主流の樹脂サッシや木製サッシのシェアが低く、窓断熱の後進国といわれることもあります。
アルミサッシは結露が生じやすく、室内の湿度を高めてカビやダニの発生を促す原因にもなります。
建材を傷める可能性もあるため、アルミサッシを選んだ場合は、適宜結露を拭き取るなどの対策が必要です。
▼この記事も読まれています
中古物件でおこなうフルリノベーションとは?メリットと費用も解説!
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
常滑市の売買戸建て一覧へ進む
樹脂サッシの窓における断熱性能の比較

日本ではまだ普及率が高くないものの、海外では樹脂サッシのほうがよく用いられています。
樹脂サッシは、アルミサッシと比較して断熱性能が高く、窓から出入りする熱の大半をカットできる素材です。
価格が高い
日本の窓において樹脂サッシの普及率が低い理由のひとつは、価格が高いことです。
樹脂サッシはアルミサッシの約2倍の価格となり、窓ガラスの種類やサイズによっては数万円から15万円程度になることもあります。
日本で樹脂サッシが高額になりやすいのは、普及率が低く商品種類や数が少ないため、仕入れに手間がかかることが影響しています。
また、樹脂サッシは比較的耐久性が低く、紫外線の影響でチョーキング現象が発生する可能性が高いです。
寿命は30~50年程度で、劣化が進むと形状が変化することもあるため注意が必要です。
耐久性を補うために重量が増しており、開閉に力が必要な点も考慮しましょう。
メンテナンスが必要になる
樹脂サッシを導入すると、定期的なメンテナンスが必要になります。
樹脂サッシの寿命は30~50年とされていますが、これは適切なメンテナンスを定期的におこなった場合の寿命です。
放置すると紫外線によって劣化が進み、耐久性が低下して割れる可能性があります。
そのため、ある程度劣化が進んだ段階で塗装の塗り直しなどのメンテナンスを実施しなければなりません。
また、メンテナンスをしても永久に使用できるわけではなく、寿命が来れば交換が必要です。
とくに日当たりの良い環境で樹脂サッシを導入する場合は、こまめなメンテナンスが求められます。
省エネ性が高い
さまざまな事情から日本での普及率が低い樹脂サッシですが、海外で使われている理由は、省エネ性が高く断熱性能に優れているためです。
アルミサッシと比べて熱伝導率が約1000分の1となり、窓が外気の影響をほとんど受けなくなります。
断熱性能が高いことで室温を一定に保ちやすく、冷暖房のエネルギー消費を抑えられるため、省エネ効果が期待できます。
また、結露が発生しにくく、アルミサッシと比べて室内の湿度が高まりにくいです。
そのため、カビやダニなどによる健康被害を受けにくくなります。
さらに、断熱性能が高く気密性があるため、防音性能も比較的高い点が評価されています。
▼この記事も読まれています
マンションリフォームにおけるポイントを教えて!範囲・準備・注意点を解説
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
常滑市の売買戸建て一覧へ進む
従来の窓ガラスと複層ガラスにおける断熱性能の比較

窓の断熱性能を高めるためには、複層ガラスの利用もおすすめです。
複層ガラスとは、2枚以上のガラスが層になっているタイプの窓ガラスのことを指します。
従来の窓ガラスに使用されていたガラスの枚数は1枚であり、単層ガラスと呼ばれているのが特徴です。
複層ガラスは2枚以上のガラスの間に空気などの層をつくることにより、断熱性能を高めています。
単なる空気の層があるだけでなく、ガラスとガラスの間が真空になっている複層ガラスや、アルゴンガスなどが注入されている複層ガラスもあるでしょう。
価格としては、単層ガラスは安く、複層ガラスはガラスの枚数が増えるごとに高くなっていきます。
また、ガスの注入などの加工が施されているほうが、さらに価格が高いです。
断熱性能を高めるならトリプルガラス
複層ガラスは、使用されるガラスの枚数が多いほど断熱性能が高くなります。
より高い断熱性能を求める場合は、トリプルガラスを選択すると良いでしょう。
複層ガラスはガラスが2枚使用され、間に空気の層があるものもありますが、トリプルガラスはアルゴンガスを注入して断熱性能を高めています。
また、真空層と併用されているものもあり、比較的さらに高い断熱性能が期待することができるでしょう。
さらに、トリプルガラスより性能が高い5枚ガラスも存在します。
5枚ガラスはコストが高くなりやすく、東北地方や北海道などの寒冷地で使用される傾向があります。
複層ガラスの省エネ性
窓ガラスの省エネ性は、熱貫流率と呼ばれる数値が小さいほど高くなります。
一般的な単層ガラスの熱貫流率は6.25と比較的高いです。
アルミサッシに空気の層を挟んだ2枚ガラスの複層ガラスを採用すると、熱貫流率は4.18に下がります。
樹脂サッシにしてアルゴンガスを封入すると、さらに1.95まで下がります。
また、樹脂サッシでアルゴンガスの層が2つあるトリプルガラスを採用すると、熱貫流率は1.58になります。
真空層とアルゴンガスの層があるトリプルガラスでは1.49まで下がり、5枚ガラスでは0.55まで下がるものもあるでしょう。
このような省エネ性の高い窓ガラスを採用すれば、一年を通じて室内の気温を一定に保ちやすくなります。
▼この記事も読まれています
オール電化へのリフォームに必要な設備とは?電気代の変化もご紹介
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
常滑市の売買戸建て一覧へ進む
まとめ
アルミサッシは日本では主流のサッシですが、価格が安く、耐久性が高い代わりに省エネ性が低いです。
樹脂サッシは、価格は高いものの省エネ性が高いですが、日本ではまだ普及率が低い傾向にあります。
住宅の断熱性能を高めたいときは、サッシの変更に加えて複層ガラスを採用し、省エネ性を向上させるのがおすすめです。
▼ 物件情報が見たい方はこちらをクリック ▼
常滑市の売買戸建て一覧へ進む

共生不動産知多南株式会社
愛知県常滑市に根ざした不動産サービスを通じて、お客様一人ひとりの理想の住まい探しをサポートしています。
不動産は単なる取引ではなく、未来の暮らしにつながる大切な選択。だからこそ、誠実で丁寧な対応を心がけています。
■強み
・常滑市を中心に多数の新築一戸建て売買の実績
・不動産取引に精通したスタッフによる的確な提案
・生活環境や資産価値まで考慮した多角的なアドバイス
■事業
・新築一戸建てを中心とした居住用物件
・土地売買や中古物件の仲介
・資産形成を意識した不動産のご提案にも対応