キッチンの床下収納について!メリットと注意点についても解説

キッチンの床下収納について!メリットと注意点についても解説

注文住宅やリフォームを検討する際、キッチンに床下収納を取り入れるべきか迷っていませんか。
「収納力は魅力的でも、実際の使いやすさや湿気対策が心配」と、感じる方は少なくないでしょう。
本記事では、床下収納の種類や設置にかかる費用、メリット・デメリットから、注意点までを解説していきます。
一戸建てや注文住宅の購入を検討している方は、ぜひご参考になさってくださいね。

床下収納とは?

床下収納とは?

一戸建てや注文住宅を検討しているなら、キッチンに「床下収納」を設置するかどうか気になりますよね。
まずは、キッチンの床下収納の種類と設置費用について解説していきます。

主な種類

床下収納にはさまざまな種類があり、それぞれの特徴を理解して選ぶことが大切です。
もっとも広く普及しているのは、床下に樹脂製の箱が収まったシンプルな「樹脂製ボックス型」です。
比較的安価に設置できるうえ、収納ボックスは取り外して丸洗いできるので衛生的となっています。
また、蓋の気密性が高い設計になっており、床下からの湿気や害虫の侵入も防いでくれるでしょう。
利便性をより高めた「引き出し型」は、収納ボックスも複数あるため、奥にしまった物でも、手前の箱をずらすだけで簡単に取り出すことが可能です。
さらに、機能性を追求した製品には、収納庫全体が床面まで上がってくる「昇降式」があります。
ハンドルや電動スイッチで昇降するため、お米や飲料ケースなどの重い物も楽に出し入れできるでしょう。

設置方法と施工期間

床下収納の設置方法は、新築の住宅か既存住宅のリフォームかによって、異なります。
新築の場合は、設計の段階から設置場所を計画に組み込めるため、動線を考えた最適な位置を選べます。
住宅の建築工程のなかで作業が進むため、床下収納のためだけの特別な工期はほとんどありません。
一方、リフォームで設置する際は、まず既存の床材を剥がして開口部を設ける工事から始まります。
床下には、水道管やガス管などが通っている場合もあるので、それらを避ける場所選びが重要です。
開口部を作る際は床の強度を保つため、周囲の根太などを切断し、新たに補強材を入れる工事もおこないます。
施工にかかる期間は、設置する収納の種類や床下の状況によって変動しますが、半日~2日程度が目安です。

新築とリフォームの費用

設置にかかる費用相場も、新築とリフォームでは違いがあるため注意が必要です。
新築時に設置する場合、製品本体の価格にくわえて、数万円程度の設置費用がかかるのが一般的です。
総額としては5万円~15万円程度が目安で、シンプルな樹脂製ボックス型は、比較的安価な傾向にあります。
リフォームの場合は、新築時よりも費用が高くなる傾向があり、総額で6万円~25万円程度が目安の相場です。
この費用には、製品代にくわえて床の解体費、補強工事費、床材の復旧費などが含まれます。
コストを抑えるポイントは、必要以上に高機能な製品は選ばず、シンプルな製品を検討することです。
キッチン全体の床の張り替えなど、他のリフォームと同時に設置すれば、工事が一度で済みお得になります。

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キッチンの床下収納のメリット・デメリット

キッチンの床下収納のメリット・デメリット

前章では床下収納の種類と費用について述べましたが、メリットとデメリットも知っておくことが重要です。
ここでは、キッチン床下収納のメリット・デメリットと、床下点検口について解説いたします。

収納力や動線改善

キッチンの床下収納のメリットは、居住スペースを一切圧迫せずに収納力を増やせる点です。
これまで活用されていなかった床下の空間を有効に使えるため、キッチン周りをすっきりと片付けられます。
たとえば、ホットプレートやカセットコンロなど、普段あまり使わない調理家電の収納に最適です。
また、缶詰やペットボトル飲料、お米といった、長期保存が可能な食品の保管場所としても役立ちます。
災害に備えて、非常用の食料や飲料水をストックしておくスペースとしても活用できるでしょう。
床上の収納棚やパントリーに余裕が生まれることで、調理の際の作業スペースが広くなります。
結果、キッチン内の動線がスムーズになり、日々の家事をより効率的に進められるようになるでしょう。

湿気やカビのリスク

床下収納では、地面に近い床下特有の湿気に注意しましょう。
湿気によりカビや害虫が発生するリスクがあるため、保存する物の種類には配慮が必要です。
具体的な湿気対策については、後述の「湿気とホコリ対策」解説します。
なお、床下収納は単なる収納スペースではなく、実は「床下点検口」という重要な役割を兼ねているのです。
収納ボックスを取り外すことで床下の状態が確認でき、水漏れやシロアリ被害などを早期に発見することができます。
住宅を長持ちさせるための、定期的なメンテナンスに不可欠な役割も担っている点を覚えておきましょう。

デメリットを解消する方法

床下収納のデメリットは、適切な対策を講じることで、最小限に抑えることが可能です。
湿気対策としては、定期的に蓋を開けて空気を入れ替え、湿気がこもるのを防ぐようにしましょう。
収納ボックスの中に、すのこを敷いて空気の通り道を作れば、さらにカビの発生リスクを低減できます。
また、食品を保存する際は、湿気や害虫を防ぐために、密閉性の高い容器に入れると安心です。
収納する物の量を全体の8割程度に抑え、空気の循環を良くすることもカビ予防につながります。

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キッチンの床下収納を快適に使うための注意点

キッチンの床下収納を快適に使うための注意点

ここまで床下収納の概要とメリット・デメリットを解説しましたが、安全に快適に使うための注意点もおさえておきましょう。
最後に、キッチン床下収納を安全・快適に使うための注意点について解説していきます。

湿気とホコリ対策

床下収納を快適に使い続けるためには、湿気とホコリへの対策が重要です。
市販の除湿剤や炭などを置いておくと、常に一定の湿度を保つのに役立ちます。
より本格的な対策としては、専門業者に依頼して床下に防湿シートを敷く方法も効果的です。
また、蓋の隙間からホコリが侵入するのを防ぐため、縁についているパッキンの状態も確認しましょう。
パッキンが劣化していると気密性が落ちてしまうため、必要であれば交換することがおすすめです。

収納重量と破損リスク

床下収納を利用する際、お米や飲料のケース、自家製の漬物瓶など、重量のあるものを無計画に詰め込むのは危険です。
耐荷重を超えてしまうと、収納ボックス自体が破損したり、床のきしみや歪みの原因となります。
とくに重いものは一点に集中させず、複数箇所に分散させて収納することを心がけましょう。
また、何をどれくらい収納しているか把握するため、中身をリスト化して蓋の裏に貼っておくのも良いでしょう。
このように少しの配慮で、床下収納の破損リスクを減らし、安全に長く活用することができます。

収納ルールとメンテナンス方法

何を収納するかの決まりを設け、定期的な手入れをおこなうことも快適に使う秘訣です。
湿度の影響を受けやすい乾物や小麦粉などの粉類、香りの強い洗剤などの収納は避けた方が良いでしょう。
手入れは、年に2回~3回など計画を立て、定期的におこなうのがおすすめです。
具体的には、一度すべての収納物を取り出し、収納ボックスの内部をきれいに拭き掃除します。
同時に収納している物の賞味期限をチェックし、不要になったものは処分する良い機会にもなります。

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まとめ

キッチンの床下収納には、シンプルな樹脂製ボックス型から昇降式まで種類があり、新築時は約5万円から、リフォームは約6万円からが設置費用の目安です。
居住空間を圧迫せず収納を増やせる反面、湿気やカビのリスクがあるため、定期的な換気や除湿剤の使用といった対策が不可欠です。
安全に使うには、湿気とホコリ対策を徹底し、定められた収納重量を守るなど、定期的な手入れを習慣化しましょう。

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