愛知県常滑市の「半田常滑看護専門学校」はどんな学校?概要や特徴をご紹介
引越し先を探す際は、治安や周辺施設はもちろん、教育環境もチェックしておきたいところです。
教育水準が高い地域は子育て環境が整っていることが多く、とくに子育て世帯が住むメリットは大きいといえます。
今回は常滑市にお住まいをご検討中の方に向けて、半田常滑看護専門学校の概要や特徴について解説します。
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常滑市にある半田常滑看護専門学校の概要は?
半田常滑看護専門学校は、昭和46年4月に設立という長い歴史をもつ看護学校です。
設立当初は2年課程定時制でしたが、現在は3年課程(看護学科)のみと変更されています。
授業時間は午前9時から午後4時30分(実習の場合は午後4時まで)、総定員は120名、入学定員は40名です。
はじめに半田常滑看護専門学校の教育目標や沿革といった概要から確認しておきましょう。
概要①:教育目標
半田常滑看護専門学校が目指すのは、豊かな知識と優れた技術、優しい心を持った看護師です。
技術面だけでなく人間性の成長に繋がることを意識し、以下の教育目標を掲げています。
●人間を身体的、精神的、社会的に統合した存在として理解し、看護師として人間関係を形成する能力を養う
●倫理的・科学的思考に基づいた看護を判断できる基礎的能力を養う
●対象の命を護り、健康を回復するための基本的な看護実践能力を養う
●その人らしく生活するために、対象の生活の質や健康を創造する能力を養う
●自分の役割と多職種の役割を理解し、保健・医療・福祉チームと連携・協働できる基礎的能力を養う
●専門職業人として自覚をもち、自己啓発する能力を養う
生活する一人ひとりへ看護を提供できる基礎的能力を養い、地域住民の保健・医療・福祉に貢献できる看護師を育成しています。
概要②:沿革
半田常滑看護専門学校は、半田市・常滑市による一部事務組合立の学校で、昭和46年4月に「半田常滑高等看護学院(2年課程定時制)」として設立されました。
昭和51年4月には専修学校に認可され、平成2年にカリキュラム変更および新教育課程の導入、男子学生入学許可を実施します。
その後、半田常滑高等看護学院から半田常滑看護専門学校に校名を変更し、平成16年3月31日に2年課程定時制を廃止。
現在は3年課程のみとなり、地域住民の保健・医療・福祉に貢献できる有能な看護師を育成するため運営を続けています。
●所在地:愛知県半田市東洋町2丁目45
●アクセス方法:JR武豊線「半田駅」より徒歩約15分
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常滑市にある半田常滑看護専門学校の教育内容は?
半田常滑看護専門学校では、教育目標に基づいた真摯な指導をおこなっています。
具体的にどのような指導がなされているのか、教育課程や学習環境について見ていきましょう。
教育内容①:教育課程
半田常滑看護専門学校では、基礎分野・専門基礎分野・専門分野の3つの分野に分けてカリキュラムを作成しています。
基礎分野では科学的思考の基盤や人間と生活・社会の理解を深め、専門基礎分野では人体の構造と機能、健康支援と社会保障制度などについて学びます。
専門分野では基礎看護学をはじめ、健康状態別看護や健康状態別看護、小児看護学、精神看護学などを習得。
看護師に必要な能力を養うため、これまでに学んだ知識や技術を実際の医療現場で実践する「臨地実習」もおこないます。
実習先は20施設以上にも及び、たとえば市立半田病院や常滑市民病院、医療法人静心会桶狭間病院藤田こころケアセンター、共和病院などがあります。
教育内容②:シラバス
シラバスとは、講義の内容やスケジュール、成績の評価の方法など、授業計画が詳しくまとめられた資料のことです。
授業に関する「契約書」に近い位置づけのものであり、教員はこの指針に従って授業をおこないます。
半田常滑看護専門学校のホームページに各学年のシラバスが掲載されているので、入学を機に引越しをされる方は確認してみると良いでしょう。
教育内容③:学校行事
半田常滑看護専門学校の特徴の一つに、学校行事が充実している点が挙げられます。
入学後はじめの大きな行事は、高校生以上の看護職を目指す方を対象とした体験入学です。
令和5年度の体験入学では約70名の方が来校し、新生児抱っこや心臓マッサージといった看護体験のほか、卒業生を招いた懇談会もおこないました。
10月には、中部国際空港 セントレアでの災害訓練(2年次)、看護師になる決意を新たにする看護宣誓式(1年次)を実施。
看護宣誓式をおこなう目的は、命を護る者として責任を持ち、何事にも挑戦し乗り越えて看護師になることを誓うことです。
災害訓練では、学生が負傷者役として参加することで、災害時における救急医療活動の実際を学ぶ有意義な体験ができます。
また毎年11月頃には、バザーや模擬店販売、看護学校ならではの健康チェックコーナーなどを設けた学校祭が開催されます。
さまざまな行事により集団行動を経験することで、集団への所属感や連帯感を深め、団結力を育むことができるでしょう。
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常滑市にある半田常滑看護専門学校の特徴は?
最後に、半田常滑看護専門学校の特徴を解説します。
特徴①:充実した学習環境
半田常滑看護専門学校には、学びに役立つさまざまな施設が揃っています。
看護師になるためには、座学はもちろん実習が欠かせません。
半田常滑看護専門学校では、電動ベッドが20台設置された看護実習室を備え、常に相手の立場・心情に配慮した看護の実践を学べます。
そのほか、標本コーナーや情報科学実習室、在宅看護実習室、家庭看護実習室もあり、授業内容に合わせた最適な空間で学習ができます。
また看護学生の学習をサポートする図書室も設置されているので、気になることや疑問点があれば学校内で調べることが可能です。
特徴②:看護師国家試験の取組み
看護師として働くには、文部科学大臣または厚生労働大臣が指定した学校を卒業し、看護師国家試験に合格しなければなりません。
看護師国家試験の合格率は例年80~90%前後で推移しており、他の国家試験と比較しても決して難易度は高くありません。
新卒と既卒では合格率が異なるものの、毎年1割程度の受験者が不合格になっているため、入念な試験対策が必要です。
半田常滑看護専門学校では、看護師国家試験の取組みとして、過去の看護師国家試験問題を使用した授業を実施しています。
さらに教員の専門性を活かした看護師国家試験対策講座も実施することで、令和3年度・4年度ともに100%と高い合格率を誇っています。
特徴③:実習先に就職する学生も多い
半田常滑看護専門学校では、主な実習施設として半田市立半田病院、常滑市民病院を位置づけています。
また両病院は学生の主な就職先にもなっており、実習で培ったことをそのまま現場で活かしている卒業生もいます。
令和5年度の就職状況を見てみると、就職者は半田病院が23名、常滑市民病院は6名、その他の病院が8名です。
実習先であれば、その場の雰囲気を分かった上で就職できるので、イメージ違いという失敗リスクを軽減できるでしょう。
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まとめ
常滑市にある半田常滑看護専門学校では、地域住民の保健・医療・福祉に貢献できる看護師の育成を目指しています。
充実した学習環境と看護師国家試験の手厚いサポートが特徴で、試験の合格率は90〜100%と高い傾向にあります。
体験入学や学園祭など、地域住民との交流の場も設けているので、進学を検討されている方はぜひ学校のサイトなどをチェックし、足を運んでみてはいかがでしょうか。
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